「認知症は早期発見が重要は大嘘!」私に言い放った精神科医の話

どーも、還暦少年です。
テレビでは、「認知症は早期発見で治る」みたいなことをよく言ってますが、現場の医師にはそういう認識は全くないです。私の父親のケースについてお話させて頂きます。

病院
問題の精神科の病院

軽度認知障害(MCI)と診断された父親

管理人の父親(86歳)は、一昨年、軽度認知障害(MCI)と診断されました。

認知機能検査では、MMSE(Mini-Mental State Examination:ミニメンタルステート検査)が24点、HDS-R(Hasegawa’s Dementia Scale-Revised:改訂長谷川式認知症スケール)が22点という結果。

*MMSEでは、27点以下は軽度認知障害(MCI)が疑われ、23点以下が認知症が疑われる。HDS-Rは20点以下が認知症の疑い。

 日本老年医学会「認知機能の評価法と認知症の診断」より

脳のMRI画像を見ても、海馬に少し委縮が見られる、加齢によるものかアルツハイマー等のよるものか判別できない、という話でした。

そのときの担当のK医師は、軽度認知障害(MCI)では保険で薬が出せないので、認知症ということにすると言い、アリセプト(正確には、ジェネリック医薬品の「ドネペジル塩酸塩錠(杏林)」)が処方されました。

こうして、アリセプトを毎日服用を続けながら2年ほどが過ぎました。
父親は、交友関係も広く、アクティブな生活をしていたこともあって、認知機能検査の結果は、最初の時と変わらないままでした。

担当医が代わったら、薬を処方しなくなった病院

昨年末、K医師が退職するとのことで、父親の担当医がH医師(女医)に代わりました。
すると、H医師は「(このケースでは)アリセプトは出せない」と言い出しました。

その理由として、H医師は
「(管理人の父親は)運転しているから、法律で決まっている」
「アリセプトは効果がない」
などと言います。

アリセプト錠

たしかに軽度認知障害(MCI)に対しては、アリセプトの使用に疑問があることは知っています。しかし、患者からしたら、だったら最初から処方するべきではありません。

加えて、アリセプトは、4週間以上の休薬で、認知機能はプラセボレベルまで低下するとされています。しかも、服用を再開しても、長期間休薬した場合は、元に戻らないのです。出典:「認知症の治療・ケア お薬について」(北中城若松病院)

もちろん臨床試験とは、対象が異なるし、試験の中立性や公平性には疑問があるのは承知しています。が、これが正しければ、いままで2年の間、わざわざ時間と費用をかけて通院し薬を飲んできたことがまったく無駄ということになります。

医師が代わることで、治療方針が変更になり、迷惑するのは患者です。
それを追及しても、H医師は全く悪びれることはありませんでした。

「認知症は早期発見・早期治療が重要」は大嘘か?

では、今のMCIの段階で何をすれば良いのか?
という私の質問に対してもH医師ははっきり指示をしません。

私「運動は?」
H医師「まあ、散歩くらいはした方が良いでしょう」

私は「MCI対象のデイケアや認知トレーニングは?」
H医師「効果ありません」

私「じゃぁ、何をすれば良いのか?」
H医師「特にありません。まあ、なにも考えずぼーっとしている時間が長いのは良くないとされていますので、会話を増やすのが良いでしょう」

私「会話を増やすといっても、どれくらい?」
H医師「はっきり数字的なものはないですが…」

態度からしても、最初からどうせ悪くなるのだからと、あきらめているのが見え見えです。

私は、
テレビや新聞や書籍などでは、「認知症は早期発見・早期治療が重要」で、MCIの段階で見つければ、治ったり、これ以上の悪化を防げるように言っているが…
と聞いてみました。

すると、H医師ははっきりと次のように言いました。
あれは、認知症のなかでも、治るタイプの認知症のことです。
アルツハイマー型や加齢による認知機能の低下は無理です。

(つまり、アルツハイマー型や加齢による場合は、早期発見は意味がない、ということです)

*H医師との会話はスマホに録音してあり、聞きなおしながら書いていますので、間違いありません。

感想とまとめ

担当のH医師には「認知症はどうせ良くなりっこない」という考えが根底にあると感じました。
現役医師に相談できるQ&Aサイト「アスクドクターズ」で見ると、MCIに対して、ふつうに薬物治療が行われているようです。他の病院を探してみたいと思います。

また、病院で処方されないなら、個人輸入でアリセプトを買うことも検討しています。
5mgで250円/錠、3割負担の場合で 75円/錠ですが、個人輸入の場合 93円/錠となっています。通院の手間や交通費等を考えれば、かえって安上りかもしれません。

それにしても、同じ病院でありながら、精神科医の個人的な見解に振り回されて、患者は大迷惑です。

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