「浜鍋」と「はま鍋」の違い 失敗談

どーも、還暦少年です。「浜鍋」と「はま鍋」にまつわる思い出話です。
バブル時代(20代後半から30代前半)は、静岡にいたのですが、けっこう仕事が忙しくて大変でした。

浜鍋のイメージ

夜も接待が多くて…
同じ会社内でも他の事業所から係長課長クラスが来るくらいでも、しっかり会食して酒飲んで、クラブに繰り出したりしてました。ただ、表向きは気を遣って、最初は、料亭ではなくて会社内の施設を使ってました。

関西にある事業所の部長が来る日のことです。

昼過ぎ、私は上司の部長に呼ばれて聞かれました。

部長:今日の料理は?
私:●●会館(会社の施設)なので、会席料理です。
部長:またか飽きたな、そうだ!魚すきにしよう!ちょっと聞いてみて

私は「魚すき」のこともよくわからないまま、施設を管理している総務課の女子に電話して、聞いてみました。
彼女も最初は断っていましたが、いちおう施設に聞いてもらったところ、「はまなべ」なら出来るという返事でした。ただ彼女も「はまなべ」がどんなものか、正体を知りませんでした。

私:やっぱり魚すきは間に合わないそうです。でも「はまなべ」なら出来るそうです
部長:はまなべ? なんやそれ? まあ鍋なら何でも良いわ

ということで、「はまなべ」に決定!
私が思っていたのは、当時読んでいた「美味しんぼ」の第4巻に出て来た「浜鍋」です。

伊豆の漁師たちが、浜にあがった魚を入れてつくる、ごった煮的な鍋料理。ここは同じ静岡だし、あっても不思議ではない。(豪勢にすれば、上のイメージ写真のようなものです)

ところが、実際の会食の席に着くと、用意されているのはいつもの会席料理です。

あれ、「はまなべ」は?

と聞くと、仲居さんに指さされたのは、旅館でよく見る、青い固形燃料の上に載ってる小さい黒い鉄製の鍋。

中を開けると

はまぐりが3つだけ

はまぐりのお吸い物

そう、はまぐりのお吸い物だったのですね。
それが鍋に入ってるもんだから、「はまなべ」と言っていたわけです。

ややこしいことすんな!

相手の部長が楽しく場を盛り上げてくれる人だったので、笑い話で済みましたが、いまだに忘れられない失敗談です。

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